我が家の家事のルール

我が家の家事のルールというか、決まりごとというほどでもないのですが、ウチは共稼ぎなのでなるべくカミさんに負担を掛けないように、早く帰ってきたものが出来ることをやることになっています。
出来ることといっても、まあ、洗濯物の取り込みとか、食器洗いとか、お風呂の用意とかですけどね。

で、私は定時で帰宅したのですが、早番の上の娘がすでに帰っていました。でも、見ると何もやってないんですよ。
洗濯物は取り込んでないし、食器もそのままで、お風呂もやってない。
何でやらないんだと叱ろうと思ったんだけれど、なんか元気が無いんですよ、娘が。
で、聞いてみたら、勤めている特別老人ホームで担当してたお婆ちゃんが亡くなったんだそうです。
仲の良かったお婆ちゃんで、かなりショックだったようで胃が痛いと半べそかいてました。
そういう仕事なんだけど、切ない話ですよ。
しょうがないので私が洗濯物を取り込み、食器を洗い、お風呂の用意をしました。

そのあとも、シフトの違う同僚と電話で慰め合っていたんだけれど、出来ることならお葬式に行きたいと言ってました。
でも~、それはちょっとマズいかな~……。
それぞれ家庭の事情があって、老人ホームに入れていたことを隠したい人もいるし、家で介護せずに金払って施設に入れたことに負い目を感じてる人もいる。そんな人はきっと、施設の職員が顔を出すことを嫌がるだろうね~。
あと、人によって行く行かないって問題も出てくるかもね。
あの人のお葬式には行ったけどこの人のお葬式には行かない、とか、逆に職員だって、私は行くけどあの人は行かない、とか…………。
行きたいけど、やっぱ行けないよね~。
っていうか、行っちゃいけないんだよね。
もっと精神的に強くならなきゃいけないよね。
仕事だって割り切るのは無理かもしれないけど、タフにならなきゃいけないよね。
もっとがんばろうね。
てな話をしていたみたいです。

私のような探偵業だと、こういうことは無いんだけれど、老人ホームとか、あと、病院などに勤めていると日常の茶飯ごとですよね。
慣れてくるものなのかどうか、分かりませんが、改めて大変な仕事だと思ったわけです。

実は、私は葬儀をそれほど重要視していません。
死んだらそれで終わりと思っていますから、亡骸を焼いて埋めるだけの意味も無い行事、という感覚ですね。
お別れは心の中で済ませます。さよなら、と。
困ったことに、なかなかお別れができない人もいますけどね。
この辺はもう、人それぞれの宗教観の違いだからね~。